第42回文書情報マネージャー 認定資格取得セミナー
令和6年1月1日からは、電子帳簿保存法 電子取引情報の電子データ保存が完全義務化です。全ての事業者で電子データ保存が必須となります。
JIIMA認証システム・サービスを導入したからと安心していませんか? JIIMA認証は、国税庁の要件を満たすことを確認しているのみです。実は、これまで紙書類で回っていた社内を電子文書に切り替える必要があります。単に、会計システムと連動すればよいというレベルではありません。これを解決しないと電子取引データの保存だけでは追加コストが発生するだけとなります。第38回(前回12月)は、これに気づいたユーザーにも参加頂きました。
日本人は勤勉で丁寧な仕事をしますので、紙で通用してきた側面があります。しかし、海外から見ればそれはガラパゴスです。海外では、デジタルによる統制がないと成立しない背景もあり、デジタルはあたり前となってきています。
さあ、社内の業務をデジタルで回すように考えていきましょう。
デジタルを含めた最新の文書情報マネジメントは、目前の課題解決だけでなく、将来を見越したDXの実現のためにも、一般企業のみならず、官公庁・自治体にも有用です。
◆本セミナーの特長◆
・文書情報マネジメントの基本から応用まで一気通貫で理解できます。
・今、必要な新しい考え方、システム、ツールなども紹介、コンテンツは毎年リフレッシュ。
・電子での管理だけでなく、紙で管理の仕方もわかります。
・特定のベンダー色がありません。
・ワークショップ(2回)のコーナーで他の受講者の意見を聞けます。
・講義毎に質問コーナーがあります。
・個別相談コーナーの利用ができ、皆さん活用しています。
・認定資格の取得できます。
◆受講して終わりのセミナーではありません◆
・認定者は、研究会(無償、WEB講演、意見交換)に参加できます。
・次回研究会のテーマは、「保存期間管理に関するワークショップ」を予定しています。
・9月認定セミナー受講者も参加できます。
・認定者は、Slackにて運営する”文書情報マネージャー交流の場”(無償)に参加できます。
・認定資格を取得された方も、最新の認定セミナーの内容をアップデートセミナーで、動画受講し、文書情報マネジメントの知識のアップデートできます。
◆開催予定◆
・2024年度の2日間集中コースの開催は、年4回(6月6日/7日、9月5日/6日、12月5日/6日、 2月13日/14日)それぞれ木曜日と金曜日を予定しています。動画配信コースも同時期の開催を予定しています。
◆自治体向け公文書管理セミナー 計画中◆
・来年度からの自治体向け公文書管理セミナー(約1日)を企画したいと考えています。今年度は、各所にヒアリングを行いセミナー内容の検討を進めます。本認定セミナーにおいても追加料金なしで試行版を視聴できますので、自治体及び自治体を担当する関係の方は、アンケートに協力お願い致します。
開催概要
1.日時
(1)2日間集中コース(ZOOM)
2024年 12月5日(木)12月6日(金)
★受付締切日 2024年 12月2日(月)
★見逃し配信アリ(12月9日~15日)。講義に集中して聴講できます。
(2)動画配信自由受講コース(動画受講+ZOOMワークショップ)
①<講義(動画)受講>2024年11月22日(金)~12月4日(水)
※ご都合のよい時間
②ワークショップ 2024年12月5日(木)、12月6日(金)
※指定時間に受講
★受付締切日 11月18日(月)
(1)(2)共通 <ワークショップ、理解度テスト、個別相談>
※下記固定時間の必須受講となります。この時間には必ずご参加頂きます。
(若干の時間変動あり)
12月5日 第1章Q&A、第4章一部Q&A、WS1
15:30~17:30
12日6日 WS2、理解度テスト、個別相談
14:40~18:00
■スケジュールが確定できずお迷いの方へ(次回繰り越し)
お申し込み後、急に参加できなくなった場合に次回への振り替えが可能です(1回限り)。
※必ず事務局へお申し出ください。
(3)動画配信自由受講コースについて
「受講時間の制約で、受講したいが、受講できない」の声に応えました。
・2日間連続の受講時間を取れない。
・部門全員で受講したいが、2日間も業務を止められない。
・セミナー開催日には、他の予定も入る。
・じっくりセミナーを聴きたい
尚、他の受講生との交流の場として好評のワークショップには、集中受講の方と一緒に参加できます。また、講義で不明な点は、個別相談コーナーで質問できます。
2.対象者
一般企業や官公庁・自治体・団体などで文書・情報を使って業務を推進しているユーザー等を対象とした認定資格です。
文書・情報を使って業務を推進する方、補佐する方、全社として、文書・情報の管理をサポートする総務・法務・IT部門の方、全社として文書・情報マネジメントを含めて推進する部門等の方も対象としています。また、整理収納アドバイザーの方のスキルアップとしても親和性がよく好評です。
特に、テレワーク、DX、クラウド(Teams,Sharepoint,Box等)業務革新の推進には、IT導入だけではなく、文書・情報のマネジメントの強化が効果的です。
特に、次のような方は是非、受講頂ければと思います。
・これまで電子文書管理になじみのうすい方
・電子帳簿保存法 電子取引、インボイス制度の実務処理に悩む方
・デジタル化への移行の実務に悩まれる官公庁、自治体の方
・情報ガバナンスの構築に取組む方
3.開催方法
ZOOMによるWEBオンラインセミナー
(1)2日間集中コース
ZOOMによるWEBオンラインセミナー
・講演は動画記録を使用しますが、ZOOM投票機能を使い受講者の理解度を確認しながら、
講演内容に対する受講者からの質問については、その場で講師が説明します。
・ワークショップは、ZOOMブレイクアウトルームにて少人数討議し、代表者発表の後、講評を行います。
文書情報マネジメントに関する理解が深まるだけでなく、受講者間の交流も図れます。
・個別相談を申込みの方(事前)には、JIIMA講師が個別にブレイクアウトルームにて相談に乗ります(15分程度)。
(2)動画配信自由受講コース
・講演は動画配信を利用し、受講者の都合のよい時間に受講頂きます。
動画の重点ポイント理解のための質問を用意しております。
・ワークショップは、2日間集中コースと一緒に行います。
動画を全部受講していただいたうえでのワークショップ参加となります。
・ワークショップの直前のQ&Aコーナーに参加して、講師への直接質問もできます。
・個別相談を申込みの方(事前)には、JIIMA講師が個別にブレイクアウトルームにて相談に乗ります(15分程度)。
4.定員
42名
5.受講資格
学歴、職歴、年齢を問いません。
6.受講料(税込)
47,630円(JIIMA会員、文書情報管理士は 38,104円 )
※上記は消費税込の金額です。納入された受講料は返却できません。セミナー受講開始日の前日までに連絡頂いた場合のみ、次回セミナーへの振替が可能です。それ以外の場合は、次回セミナーへの振替はできません。
* JIIMA正会員の方、または文書情報管理士の資格をお持ちの方は割引価格で受講して頂けます。
* お申込み先着順に受付し、定員になり次第、締切りとさせていただきます。
* 団体受験(1法人で5名以上同時受講)の場合、一人当たり42,867円(税込)となります。
なお、 JIIMA会員ならびに文書情報管理士の資格保持者は団体でも一人38,104円(税込)です。
テキストは、PDFにて印刷禁止設定で配布します。
テキストは、受講者のみの利用とし、著作権法に則った範囲での利用が可能です。当委員会の許可を得ない転記や複製、第三者への配布、第三者との共有などは法律により禁じられています。
早期受講申し込み特典)ご希望により印刷版(紙資料)を提供いたします。
セミナーテキストの抜粋をご覧いただけます。
プログラム概要
★は注目テーマ
★2024年6月セミナーからは、プログラム内容を新年度用にアップデートします。つきましては、以下のプログラム概要については若干の変更を予定します。
(1)1日目
・文書情報管理と文書情報マネージャ―とは(JIIMA講師)
・経営戦略と文書情報マネジメント(牧野二郎弁護士)
・文書情報マネジメントの関連トピックス(JIIMA講師)
・文書情報マネジメントの基本知識(JIIMA講師)
・文書情報管理の重点課題と関連技術(JIIMA講師)
★電子帳簿保存法への取組み、文書の信頼性向上(改ざん防止含む)、セキュリティ、他
・ワークショップ:DX時代の文書情報管理(JIIMA講師)
(2)2日目
・文書情報管理の重点課題と関連技術(JIIMA講師)
★紙文書の電子化、電子契約、クラウド、ワークフロー、他
・ワークショップ:分類(JIIMA講師)
・文書情報マネジメントの進め方 (JIIMA講師)
・文書情報マネジメント活用事例 (JIIMA講師)
~紙から電子への移行における改善事例~
・理解度チェック
・個別相談コーナー 10分/人(JIIMA講師)
★動画配信のみ
・文書情報マネジメント活用事例(JIIMA講師)
~ファイルサーバーからの移行事例(SharePoint Online)~
(3)特別講義 自治体向け公文書管理(試行版)(JIIMA講師)
来年度からの自治体向け公文書管理セミナー(計画中)に向けての試行版(約1時間)です。動画配信のみです。
認定の対象ではありません。希望者は追加料金なしで視聴できますが、視聴後、アンケートに回答お願いします。以下は主な内容です。
・何故、公文書管理が重要なのか
・公文書管理を取り巻く法律の変遷
・保存期間設定の重要性と課題
・公文書管理を悩ます3つの課題など
・紙文書の管理の考え方
・電子文書の管理の考え方
セミナー体験動画
受講者の動向(2023年度分析)
□部門別
①経営・企画、②総務(一部法務)、③情報システム、④財務・経理、⑤業務遂行部門(製造・開発、営業、調達)の各部門の方がバランスよく均等に受講されてます。
□ユーザー・ベンダーの別
ユーザー企業向けのセミナーですが、その他の部分(18%)の多くが、ベンダーの方です。ベンダーの方には、ユーザーの生の声を聞く貴重な機会になっています。
□立場(職位)
社内で文書情報管理を推進する立場の方が多い(4割強)。また全体推進を担う部課長、実務をリーディングする係長・主任で5割を占めます。
□本セミナーへの期待
本セミナー参加者の期待は、①文書情報管理についての基礎知識習得、②文書情報マネジメントの進め方を中心に幅広い。ここ最近は「実際に推進して迷ったから来ました」、「社内の体制、文書管理規則などを抜本改革したい」という参加者が増えています。
□本セミナーを選んだ理由
次のようなポイントが、本セミナーを選んだ理由となっています。
①基本から応用まで一気通貫で学べる
②紙/電子での管理の両方がわかる
③認定資格を受けられる
④ワークショップで他社の意見を聞ける
⑤特定のベンダー色がない
講師紹介
1.牧野 二郎 弁護士
- 企業の情報管理、情報セキュリティの法的分野に関する専門家であり裁判実務を通して企業支援を行い、実務的見地からの提言を続けている。
- 政府の各種委員会の委員を歴任し、大学で教鞭をとり、実務家要請にも力を注いできた。マイナンバー、個人情報保護関連の研究を進めており、関連書籍・講演も多い。
- 勘と経験に依存する経営から、科学的経営へ!過去の経験から本質を見出すことなど文書情報マネジメントの本質を受講者の誰もが分かるよう説明します。
2.JIIMA講師
(1)内田 俊哉 講師
JIIMA 文書情報マネージャー認定委員会 委員長
・文書情報マネージャー認定委員会の委員会発足から当時からのメンバーに入り、2013年より委員長とて活動している。
・富士フィルムビジネスイノベーション株式会社(旧富士ゼロックス)にて文書管理コンサルグループのMGRとして15年間、社内構築及び民間大手企業のコンサルを実施。2015年に退職後、2020年までNPO行政文書管理改善機構にて全国の17の自治体に対してコンサルに従事。
・コロナ禍において、ここ数年はドキュメント技術研究所の代表として電子文書管理のルール作りと新システム移行に伴うフォルダ体系の構築支援等の要望が多くあり、業務の視点と分類の視点を取り入れ数多くの会社にコンサルを実施している。
(2)溝上 卓也 講師
JIIMA 文書情報マネージャー認定委員会 副委員長
1981年日立製作所に入所、日立ソリューションズを経て、現在は「文書管理は目的ではなく、業務を遂行するための手段である。」をモットーに、TK業務企画代表(https://dxbpr.com/)として、業務改革、電子文書管理、電帳法電子取引のアドバイザーとして、DX Tokyo株式会社などで活動している。
日立製作所、日立ソリューションズにて、光ディスク装置の開発経験、文書情報管理システム・JSOXの対応SEの経験、BPO業務の改革・改善経験がある。また、JIIMA文書情報マネージャ―委員会ブログなども執筆している。
(3)朝香 貴裕 講師
JIIMA 文書情報マネージャー認定委員会 委員
株式会社ドキュメント代表取締役社長 DX推進の第一歩は社内の文書整理から始まるということを知り、社内で文書管理マネジメントを実施。 その取組で2022年のベストプラクティス賞を授賞(当時は株式会社エフ・アイ・エス)。 現在は、社内の文書管理マネジメントで得たノウハウと既存事業である印刷、スキャニングを融合させ お客様のドキュメント関連のお困りごとをトータルでサポートし、お客様のDX化推進のお手伝いをしている。
(4)村松 真 講師
JIIMA 文書情報マネージャー認定委員会 委員
株式会社ソフトクリエイト勤務。エバンジェリストとしてセミナー登壇や若手技術者の育成活動に従事。2005年よりWindows系インテグレーションを中心に、大規模案件のプロジェクトマネージャーとして活動。最近は、Microsoft 365を利用した運用支援や、セキュリティ体制構築支援等にも携わっている。文書管理との関わりとして、1990年代には記録管理学会に所属し、文書処理関連システム開発に携わる。2021年文書情報マネージャー認定、2023年文書情報管理士上級資格を取得。
(5)中山 弘毅 講師
JIIMA 文書情報マネージャー認定委員会 事務局
過去、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(旧 富士ゼロックス)にて文書情報コンサルを担当し業務改革支援を実施、また環境(EMS)、品質(QMS)、情報セキュリティ(ISMS)、個人情報(Pマーク)などの認証や財務の内部統制(J-SOX) 支援までカバーしてきた。現在はJIIMAに所属しながら大学講師も務める。
申し込み手続き
本セミナーは、ZOOMでのWEBオンラインセミナーです。
ワークショップなどで、参加者とのコミュニケーションをとりますのでPCでの参加が必要になります。
ZOOM接続環境を確認の上、お申込み願います。
受講申込みの流れ
- PC環境の確認
-
- OS:Windows10以上、ZOOMインストール&接続確認済
- マイク:内蔵または外付け
- カメラ:内蔵または外付け(ワークショップで参加者同志の顔が見える方が議論がはずみますが、必須ではありません)
- ZOOM:インストール済、マイクとカメラのテスト済
- 申し込み(JIIMA ECサイトに遷移します)
-
■受講申し込み締め切り
■割引価格について文書情報管理士資格者、JIIMA会員企業にお勤めの方は割引価格で受講して頂けます。
詳しくはECサイト内、SHOPPING GUIDE(ショッピングガイド)の「クーポンコードについて」をご参照下さい。
SHOPPING GUIDE(ショッピングガイド)
https://jiima.official.ec/p/00001
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