安心で社会生産性の高い電子文書情報社会の構築に向けて

 公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)は60年の長きにわたり文書情報マネジメントの普及啓発に取り組んでまいりました。このことはひとえに長年の関係各位のご協力の賜物と深く感謝しております。この間に技術はマイクロ写真からデジタルへ、扱う情報は画像から文書へ、そしてマネジメントの範囲は記録・保管から全般へと変化してきました。

 ITの進化により情報の作成・流通が容易になった反面、情報マネジメントの難易度は幾何級数的に増してきており、法制度を含めた様々な仕組みの整備が急がれます。これからは企業のみならず国においても進化度・成熟度を情報マネジメントの仕組みの充実度で計られるようになり、情報マネジメントの仕組みが不完全であると海外諸国から信頼されないということになりかねません。

 JIIMAビジョン2016では「真の豊かさを目指す世界最先端IT国家創造の一翼を狙う“安心で社会生産性の高い電子文書情報社会の構築”」を目標に掲げ、文書情報マネジメントの重要性が広く社会に認識され各組織で実行されることを目指しています。

 ビジョン達成のためにJIIMAでは会員からの派遣委員や有識者により構成される委員会・WG・プロジェクトが設定された課題を検討し、その成果を政策提言やガイドラインとして発表しています。またISO/JIS標準化の整備、教育・資格、認証制度の実施、展示会・セミナー、機関誌・Webでの情報発信等で、普及啓発活動を積極的に行っています。

JIIMAは今後も文書情報マネジメントの調査開発とその普及に取り組んでまいりますので、従来にも増して皆様方のご支援ご協力をお願い申し上げます。

 

 width=公益社団法人
日本文書情報マネジメント協会
理事長  勝丸 泰志