第16回JIIMAベストプラクティス賞授賞事例について

第16回JIIMAベストプラクティス賞授賞事例について

令和4年9月21日

公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会

理事長 勝丸 泰志

日本文書情報マネジメント協会(略称;JIIMA)は、60年にわたり文書情報マネジメントの普及啓発に努めている国内唯一の公認団体です。
マイクロフィルムの普及からスタートした活動は時代の変遷とともに変化し、現在では「日本のあらゆる組織の価値を高めるために、文書情報マネジメントの実践を通じてDXを加速するようにリードする協会」を目指して、文書情報マネジメントを普及啓発する公益活動を続けております。
その一環として2007年(平成19年)より先進的な文書情報マネジメントシステムを導入し、顕著な成果を出された企業・団体に対して『ベストプラクティス賞』を設け表彰しております。 本年度の第16回JIIMAベストプラクティス賞は、審査委員会での厳正な審査の結果、下記の2事例に授賞が決定し、JIIMAホームページで公表すると共に、11月15日(火)から開催予定のJIIMA主催 『デジタルドキュメント2022ウェビナー』で受賞記念講演を行います。

<記>

(以下、敬称略)

1.株式会社リログループ 【優秀賞】

・推薦者;GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社

・テーマ;「グループ各社・各部署への電子契約を通じた、業務効率化・ガバナンス強化およびSDGsへの貢献」

・評価ポイント;2018年より電子契約の導入を始め、グループ各社・各部署に電子契約の利用を拡大し、書面契約書の電子化による書面・電子の一元管理、ペーパーレス化及び業務の効率化を図り、定量化できる成果を上げた。

【先進性】
コロナ禍以前の2018年から電子契約の導入を始め、一時的な活動に終わらず継続的に拡大してきた点を評価した。

2.株式会社エフ・アイ・エス 【奨励賞】

・推薦者;文書情報マネージャー認定委員会

・テーマ;「属人化された社内の紙文書と電子文書を組織共用文書として、現状の資源を活用し全社一丸となって情報管理の効率化とBCPの改善に取り組まれた事例」

・評価ポイント;印刷サービスを中心的事業とする多くの課題を抱えていた中小企業が、社長が率先垂範で社内改革に取り組み、文書情報マネージャー認定セミナーで学んだことを活かして社内の文書管理を改善し、定量的に把握できる成果を上げた。

【特記事項】
先進性はないため優秀賞には該当しないが、リソースが限られる中小企業が全社的に文書情報マネジメントに取り組んだ、広く外部に紹介したい好事例である。

以上

第16回JIIMAベストプラクティス賞受賞事例について(pdf)

■JIIMAについて
公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)は、文書情報マネジメントの普及啓発に関する事業を行い、文書情報の利用者に貢献するとともに関連産業の振興を図ることを目的とする公益法人です。1958年に日本マイクロ写真協会として設立し、1995年に社団法人日本画像情報マネジメント協会に改称後、2013年に内閣府から公益認定を受け現在の協会名に改称しております。公益事業としては、文書情報マネジメントに関する調査研究、関連規格の作成及び標準化の推進、展示会・セミナー等の開催、人材育成、電子帳簿保存法関連のソフトウェア認証等を行っています。

■本件連絡先

公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会
事務局長・渉外担当部長 黒柳 裕士
〒101-0032
東京都千代田区岩本町2-1-3 和光ビル7階
TEL 03-5821-7351 FAX 03-5821-7354