機関誌IM 2025年7・8月号 掲載内容

【ケース・スタディ】
和歌山県橋本市初めての電子決裁機能付き公文書管理システム導入事例
~いかにして、円滑な運用を実現したか~

和歌山県橋本市 総務部総務課
岩坪 康夫
p.4

 和歌山県橋本市の公文書管理改革の取り組みに注目。【ケース・スタディ】として、同市が令和6年度に導入した「電子決裁機能付き公文書管理システム」の背景と導入までの経緯、実運用の工夫について総務部総務課の岩坪康夫氏が詳細に報告しています。市町村合併後に抱えていた課題の整理から始まり、職員による現場直営の書庫改修、電子決裁定着に向けた啓発など、実務目線での課題解決が丁寧に描かれています。地方自治体における文書DXのリアルな事例として必読です。

AI+IM GLOBAL SUMMIT 2025レポート

文書情報の『活用』に関する研究会
委員長 石井 昭紀
p.12

文書情報の『活用』に関する研究会委員長・石井昭紀氏が、米国アトランタで開催された国際イベント「AI+IM GLOBAL SUMMIT 2025」に参加。ワークショップ形式や「エージェント型AI」など最新のトピックスを現地取材の視点で報告し、AIと情報マネジメントの融合がどのように語られているのかを詳しく紹介しています。

ISO TC171 Plenary 2025 報告

ISO/TC171国内審議委員会
委員長 伊藤 泰樹 副委員長 名護屋 豊 委員 木村 道弘
p.19

文書情報管理の国際規格を所管するISO/TC171の年次会合(プラナリー)の様子を、日本代表団(委員長・伊藤泰樹氏ほか)が報告。電子文書の保存・検索・表示に関する国際動向や、規格改訂の議論状況が整理されています。

自治体向け公文書管理セミナー
~DXを加速させる公文書管理の理論と実践を学ぶ~

文書情報マネージャー認定委員会
p.10

ライフサイエンス研究に不可欠な質量分析に新たな境地を拓いたマスイメージングを探る
~「第17回中谷賞(公益財団法人 中谷財団)」を受賞した浜松医科大学 瀬藤 光利博士の記念講演より~

株式会社メディア・パラダイム研究所
奥平 等
p.24

【後編】
AGI時代へ向けた業務効率化と文書管理の進化

メタデータ株式会社
野村 直之
p.30

【連載 生成AIの時代】
第12回 AIによる自動図解生成は「スライド地獄」を終わらせるか?

株式会社第一生命経済研究所
柏村 祐
p.36

【連載 公文書管理シリーズ】
第56弾 市民と共に新たな地域文化を創造する酒田市文化資料館光丘文庫

広報委員会
副委員長 長井 勉
p.40

【わが館のお宝文書】
「震災一途」

酒田市文化資料館光丘文庫
p.44

「文書管理達成度評価 2024年度調査結果報告書」(2025年3月)を公開しました

文書情報管理委員会
委員長 馬場 貴志
p.43

第65期事業計画書

p.48

JIIMA委員会紹介(第65期)

p.50

【ニュース・ア・ラ・カルト】

●JIIMAウェビナー 2025オンラインにて開催
●ウイングアーク1st 「BIツール活用の実態調査」を発表
●PFU AI-OCR「DynaEye 11」提供開始
●スカイコム 電子契約サービス「SkySign®」、マイナンバーカードによる電子署名機能を提供開始
●ITR 「米国の関税政策にかかるIT動向調査」の結果を発表
●JIIMAアーカイブスを開設しました
●各社ニュース

p.58

【新製品紹介】

●「RICOH Pro C5410S / C5400S」 (株)リコー
●「Revoria Kamisa PH12」 富士フイルムビジネスイノベーション(株)
●「LM-M5500」 エプソン販売(株)

p.60

【コラム】箸休め
第7回 お迎え、付き添い、諸改革

志度寺財団/記録資料研究所
毛塚 万里
p.61

■IM編集委員から

p.62