“認定アーキビスト”は学び続ける専門職 ~文書情報マネージャー認定セミナーが更新制度の研修として例示された~
記録を適切に管理し、未来に残す専門職――それが「認定アーキビスト」です。これは、国立公文書館が認定する制度であり、非現用となった公的記録の適正管理・保存・公開の実務を担う人材として位置づけられています。 しかし、この […]
LTO10登場、30TB/巻! 下位互換性なし、時代に求められる“新たな長期保存のしかた”
▶LTO10登場、30TB/巻! 2025年6月、ついにLTO(Linear Tape-Open)の第10世代が登場しました。非圧縮で30TB、圧縮時には最大75TBという大容量は、テープストレージの新たな到達点を示し […]
改正民事訴訟法の全面施行まで1年未満 - 企業・公共団体も備えるべき理由とは -
▶はじめに 2026年5月、改正民事訴訟法がいよいよ全面施行されます。この改正は「フェイズ3」とも呼ばれ、民事裁判手続の原則的なデジタル化を意味しています。口頭弁論のオンライン対応や電子提出はすでに一部始まっていますが […]
エストニアでは、中高生が「バックアップの重要性」も学んでいる ― 教育の違いが、公文書管理の実力差を生む ―
▶はじめに 「電子決裁文書はPDFで保存したから大丈夫」「クラウドに置いてあるから安心」日本の自治体現場では、こうした声が少なくありません。 でも実際には、 ▶ エストニアでは、文書管理の“基礎”を中高生が学 […]
情報ガバナンスは経営課題です。― 文書情報マネージャー 2025年9月セミナー 参加者募集中 ―
▶はじめに 今、企業に求められているのは、情報をただ残すことだけではありません。必要な情報を改ざんされることなく、必要な期間保存し、それを活かす力です。 不祥事の未然防止、生成AIの活用、事業継続計画(BCP)の整備、サ […]
AIも障害時には止まる― 生成AIとRAGを業務で使い分ける現実解
2025年7月16日、ChatGPTが世界的にアクセス不能となる障害が発生し、多くの利用者が「AIに頼りきっていたこと」にハッとさせられたのではないでしょうか。 業務においても、生成AIは文書作成や情報整理を支える存 […]
第23回 研究会(2025年10月8日)参加者募集「企業向けコンテンツ管理システムAlfrescoのご紹介とこれからの文書情報管理」
第23回 文書情報マネージャー研究会(ZOOM会議)を、以下のとおり開催します。 今回は、企業向けコンテンツ管理システム(ECM;Enterprise Contents Management)について取り上げます。 […]
【2025年版】文書情報マネージャー アップデートセミナー開催! ―変化に強い“認定者”であり続けるために―
かつて文書情報マネージャー認定セミナーを受講し、認定を取得された皆さまへ。その知識、今も“現場で通用する”内容のままですか? 制度、技術、働き方…情報を取り巻く環境は、日々アップデートされています。だからこそ、 […]
「何も起こっていない=大丈夫」ではない― その油断が、チャンスも安全も逃していないか? ―
▶はじめに “今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫”――その考えが、企業の寿命を縮めるかもしれません。目に見えるトラブルがない今こそ、見えないリスクと向き合う絶好の機会です。 現状何も問題は起こっていない。これまでの […]
南海トラフ巨大地震への備え 永年保存公文書、 歴史公文書はどうしますか?
▶はじめに 南海トラフ巨大地震に関する中央防災会議が開かれ、 防災対策の方針「基本計画」が2025年7月1日、 11年ぶりに見直されました。 今回の見直しでは、 死者数を約8割、 全壊・焼失する建物を約5割減らすとい […]